住んでいる場所

懐かしい思い出。
まだ私が「恋というものに恋をしていた」という時期の頃のお話です。
当時は高校生。
女子校に通う私には安全な出会い系サイトで知りあった男子校に通う彼氏がいました。
優しくて頭が良くて格好よい自慢の彼。
お互いに私立ということもあり、住んでいる場所も学校も距離がありました。
それでも学校が早く終わったほうが相手の学校の校門で待つ。
そして少しでも一緒に居て帰るというのが私達の日常でした。
当然お金なんてありません。
私立はバイトさえも禁止なので「お小遣い」の範囲内での毎日のデート。
時には缶ジュースだけ買って公園で飲んで話をして・・・という時もありました。
真冬の公園は人なんて誰もいなくて、2人で「寒いねぇ」と言いながら並んでベンチに座るだけの時間。
それが即逢いサイト好きな私の「1日の中で最も幸せな瞬間」でした。
今の私がそれを出来るか?そう問われれば出来なくもないのですが「カフェで話をしよう」「車の中にいよう」などと提案していると思います(笑)年齢に応じた「その時にしか出来ない恋」の形ってあると思うんです。
過去に立ち返ることは出来ませんが、今、目の前にある恋愛も「今の2人」だからこそできるもの。
そう考えると、より一層慈しみたいという心が生まれる私です。